【ITニュース】PC遠隔操作ウィルス騒動終局へ


PC遠隔操作ウィルスを作ったとされる犯人の立件が見送られたそうだ。
これは警察の敗北宣言といえる。

今回の騒動は、最初から無茶な逮捕だと言われていた。
サイバー課も立件をしぶっていたとも言われている。
それでも、物証も証拠もはっきりしないまま、見切り発車で逮捕してしまった。

結果はこのざまだ。
どうも警察上層部が誤認逮捕のメンツを保つために、無理やりうごいたのではないかと言われている。

そんなメンツばかり気にして、現場の状況を把握できていなかった上層部にこの言葉を送りたい。
「戦線から遠のくと楽観主義が現実にとって替わる。
 そして最高意思決定の段階において現実なるものはしばしば存在しない、
 戦争に負けているときは特にそうだ。」 ー出典:劇場版パトレイバー2

まさに負けがこみはじめると、上層部は功を焦る傾向がある。
そして、現場の意見を曲げて決定を行い始める。

これは何も警察だけではない。IT業界の開発現場でも同じだ。
営業や、上長が功を焦ったり、顧客の意見だけを鵜呑みにして動くと現場を無視し始める。
現場が無理だと言っても、また危険性を訴えても無視をする。

まさに楽観主義がまかり通るのだ。「なんとかなるさ」「現場は消極的すぎる」「サボってるだけだ」
こんなご都合的思考に占められ、GO!がだされる。納期が決められる。開発がスタートする。

そして結果は今回の警察のように負け戦になる。いわゆる炎上プロジェクトだ。
最悪は開発案件自体が頓挫する。現実を見ないからだ。

こうならないためにも過去の歴史から学ぶべきだ。
現場の意見を尊重し、現場をこき使うような仕事をやるべきではない。
それは結局は会社をつぶし、仕事を失うからだ。

パトレイバー2で語られたこのセリフをぜひ、営業や上司の方々にはしっかり脳に刻んで欲しい。